魔物が棲んでいます

TOKYO図書館紀行 (玄光社MOOK TOKYO INTELLIGENT TRIP 1)

TOKYO図書館紀行 (玄光社MOOK TOKYO INTELLIGENT TRIP 1)

仕事柄、図書館行脚は欠かせない
ザ・図書館もいいけれど
なんとか専門館の中にある
小さな、そしてディープな図書館は
また違った意味で
いったん足をふみいれると
抜け出せそうにありません
そんなかゆいとこまで届く一冊です

覚えていますか

素朴でおいしいお母さんの味 ジャムとお菓子 (講談社のお料理BOOK)

素朴でおいしいお母さんの味 ジャムとお菓子 (講談社のお料理BOOK)

桜も終われば、苺も終わる
ジャムなら煮るだけとわかっていても
私のメガトン級の重い腰はなかなか上がりません
お母さんの味っていうけれど
私の記憶には、そういった味はないし…切ない
でもジャムとバターさえあれば
永遠にフランスパンを食べていられます
やはり花より団子です

見上げてみると

フォトミュージアム地球の夜: 空と星と文化遺産

フォトミュージアム地球の夜: 空と星と文化遺産

夏は暑さにうなだれて
冬は寒さにうなだれて
そんなつらい季節をすぎた春や秋は
うなだれていた首をほぐすかのように
空や風に目がいきます
自分のみている空だけが
地球の空ではないのです

わたしたち

ピンクの神様 (講談社文庫)

ピンクの神様 (講談社文庫)

実は初対面なら、女の人より
相手が男の人のほうが話しやすい
そんなことをいうと、まるで男好きのように
聞こえるかもしれない(かしら?)
でも実はこうした考えは
女同志だとむしろ「仲良くしなくては!」
と妙なプレッシャーがかかるからなのです
しかし、そんな強い気持ちほど
空回りしやすいのは世の常
同性同士には、これまたつきものの
悩みがあるのもなのです

踊っているのは誰

人生を教えてくれた 傑作! 広告コピー516 (文春文庫)

人生を教えてくれた 傑作! 広告コピー516 (文春文庫)

雑誌の入り口といえばキャッチコピー
雑誌に限らず、広告の力は
時として恐ろしいもの
欲しくもないものを買わせたり
ほんとはとっても良いのに
時には買う気さえ奪うコピーもあったりして
基本、短いいくつかの言葉の羅列で
世間を、私を振り回す、その不思議

読もうか買おうか

再起動せよと雑誌はいう

再起動せよと雑誌はいう

雑誌を買わなくなった
雑誌がおもしろくなくなったのか
私のお金がないだけか
私の感度がにぶくなったのか
どちらにしろ、雑誌を嫌いになったわけではなく
それでも雑誌は
今日も書店に並んでいる
そんなもやもやの一筋の光

のってけ

地下鉄のザジ (レーモン・クノー・コレクション)

地下鉄のザジ (レーモン・クノー・コレクション)

フランス文学のおしゃれなイメージそのままに
日中見てはいけないような
ちょっぴりあやしい登場人物がでてくるお話
新訳になっても、表紙が変わっても
なぜかおしゃれに思えてしまうのは
たんなるフランスコンプレックスでしょうか
日本の元祖地下鉄、銀座線もリニューアル
メトロオリジナルスイーツなんてのもでましたね
副都心線が期間限定なのが、ちょっと心配