顔がかわれば、品かわる

新訳 チェーホフ短篇集

新訳 チェーホフ短篇集

ロシアの雪に埋もれてしまったと
そう、思っていました
もう溶けることはないのかと
そう、信じていました
しかしここ数年出る新訳は
どうにも目につく気になる装丁で
名作というには、巨匠と呼ぶには
なんだかかろやかなユーモアに
春を感じてしまうのです
今日は木枯らしが吹いています