本来の旅の姿

居ごこちのよい旅

居ごこちのよい旅

弥太郎さんは素敵な生き方のお手本だ。
流されて生きる事の多い日本人の中で、
本を愛し、日々を愛し…それを自然体で見せてくれる。
この本は一言で言えば旅エッセイなのだろうけど、
若木さんの写真と見事にマッチングしていて美しい。
取り立てて名所や景観が良いという訳ではない場所。
道を歩き、気になる風景があれば、そこが想い出になる。
旅とは本来そう言うものではないだろうか。