見上げると、あれは

お月さん (小学館文庫)

お月さん (小学館文庫)

見ようによっては不幸なのかもしれない人たち
はっと振り返るような、まぶしい存在感ではないけれど
目をこらすとぼんやり見える、あのお月さんのようで
しかも、なんだか他人ようでない
そんなちいさなお話がぽっかりと並んでいます