そっとしておいてください…

増補新版 無辺世界

増補新版 無辺世界

1986年この本の初版が出版された頃、この本が好きだった。
新潮社から文庫になり、また河出に版権が戻ったようだ。
銀色夏生はわたしの中では青春の一角を占める吟遊詩人だが、
現在の彼女の生き様にその面影は無い。
自由奔放という枠を飛び越えてしまった。
彼女の書くコトバ…言の葉は胸に響かない。
段ボール一箱分の彼女の本たちは、封印されたままだ。