名作のタイミング

トーニオ・クレーガー 他一篇 (河出文庫)

トーニオ・クレーガー 他一篇 (河出文庫)

トーマス・マンの名作がいつのまにか河出文庫から出ています。
作家の名前すら、トーマスとかトオマスだとかいろいろですが、
新潮文庫は「トニオ・クレーゲル」
岩波文庫は「トニオ・クレエゲル」
そして河出は「トーニオ・クレーガー」
こうなってくるともう発音とかの問題以前に訳者の好みですね。
平野卿子さんは児童文学も訳されているので、やさしい訳です。
河出は相変わらずいいところをついてきますね。