愛とか恋とかです

われら新鮮な旅人――definitive edition

われら新鮮な旅人――definitive edition

長田弘の処女詩集は1965年のこの作品だった。
わたし産まれる前だ。
今回発売になったものは決定版。
長田弘の原点であるこの作品は氏が20代という事もあり、
今読み返すと青葉が繁るようなみずみずしい言葉で溢れている。
青臭さの残る恋のような想い…
それはそれで新鮮で少しドキドキする。
詩人の偉人はまだ現役だ。
ずっと書いて欲しい、そして
そっと教えて欲しい
生きてるってこと
愛してるってこと
そこにある何かを。